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今回は、弊社のファクタリングサービスをご利用いただいた、グラフィックデザイナーをされているフリーランスのお客様の事例をご紹介させていただきます。

最近では、個人事業主様やフリーランスの方々からのお問合せが多数寄せられるようになりました。その多くは、「個人事業主という理由だけで、金融機関やノンバンクの融資審査すら受けられない」といったものや「取引先からの支払いサイトが長く、常に資金不足に悩まされている」といった内容です。

特にフリーランスで、デザイナーやライター、カメラマンやイラストレーターといったクリエイティブなお仕事をされている方は、融資審査の通過率が低いように思われます。また、たとえ制作物を納品したとしても、発注元の事情によって商品やサービスのリリースに遅れが生じることにより、報酬の受け取りが大幅に遅れるといったケースも多々生じているようです。

今回、ご紹介するA様もそのようなケースにお悩みになり、ご相談いただいた一人です。

緊急事態宣言発令中のお問合せ

緊急事態宣言発出中のお問合せ

A様からご連絡をいただいたのは、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が発令されてから数日後のことでした。

内容は

フリーランスでグラフィックデザイナーをしていますが、発注元である数社からの支払いが、請求書発行から少なくとも2ヶ月以上かかるため、事業資金はおろか、生活費も不足しています。国民生活金融公庫や民間の銀行、それにノンバンクのビジネスローン会社にも相談しましたが、まだ独立して間もないために実績が乏しいことや、各種税金の支払い滞納などを理由にすべて断られてしまいました。先日発令された緊急事態宣言によって、今後は案件の減少も予想されますし、とにかく今から、できる限りの資金を調達しておきたいと考えています」

というものです。

弊社は、これまでにも数多くのフリーランスのお客様とのお取り引きがありましたので、すぐにA様が置かれている現状を把握できました。

たとえ信用情報にキズがあったとしても、発行済の請求書さえあればファクタリングの与信審査は可能である旨をお伝えすると、A様は、早急の面談をご希望されました。

書類提出依頼リモート面談を実施

リモート面談時に、政府が実施する持続化給付金の申請を勧めましたが、A様は昨年(2019年)の7月に独立されたため、現時点では昨年の売上との比較ができず、申請は不可能であるとお考えでしたが、持続化給付金特例ルールとして設けられている「2020年の対象月の月間収入が、2019年の月平均の事業収入より50%以上減少していること」をクリアしていれば給付対象になる旨も併せてお伝えしたところ、持続化給付金も申請してみると前向きなご回答が頂けました。

ファクタリングに関しては、審査に必要な書類である「事業主様の本人確認書類・売却希望(売掛金)の請求書・昨年度の確定申告書・直近7ヶ月の入出金明細」の送付を依頼。

各書類を確認したところ、売上こそ決して多いとはいえないものの、発注元は個人ではなく、すべて企業であり、直近の売掛金も発生していると確認できたため、面談に進みました。

今回は、A様が栃木県にお住まいであることと、外出による新型コロナウイルス感染のリスクを避けるため、「Zoomミーティング」を使用したリモート面談を実施。

A様の事業概要

【事業内容】 書籍や広告物のデザイン制作(フリーランス)
【所在地】 栃木県宇都宮市
【昨年度年商】 110万円(7月〜12月)
【従業員数】 0名
【銀行借入】 なし
【消費者金融】 なし
【税金関係】 滞納あり
【ファクタリングの利用】 なし
【利用検討中のファクタリング会社】 弊社のみ
【現在発生済の売掛金】 3社合計30万円

A様のご希望と弊社の提示したご契約内容

A様のご希望と弊社の提示したご契約内容

 

一通り、弊社のファクタリングサービスの内容説明とヒアリングを行った後に、A様のご希望された契約内容は以下の通りです。

・ 発注元との信頼関係が揺らぐ恐れもあるので2社間ファクタリングを希望
・ 売却希望債権額は20万円
・ 申込み当日の入金希望

弊社としては、今後の売上低下のリスクを考慮に入れ、2社間ファクタリングよりも利用手数料が割安となる3社間ファクタリングのご利用を勧めたのですが、やはり、発注元との債権譲渡契約は避けたいとのことでしたので、A者様のご希望通り、2社間ファクタリングによる契約を目指すことで合意に至りました

面談後の与信審査で重視したポイントは、A様が実際の売掛金回収後に2社間ファクタリングの手数料を含めて精算できるかという点でした。

発注元には有名出版社や大手広告代理店との取引実績がある制作会社も含まれていることから、現状で発生済みの売掛金回収に関しては問題ないと判断できるものの、今後の売上確保が見通せない新型コロナ禍で希望される売掛金の買取を、手数料が割高な2社間ファクタリングで実行することはA様にとってリスクが大きいと判断。

そこで弊社は以下のようなご契約内容を提示することにしました。

2社間ファクタリング
【売却対象売掛金】 30万円
【弊社買取対象額】 15万円
【買取代金】 13.7万円(お客様お渡し金額)
【売掛金買取率】 91%
ファクタリング手数料】 9.4%

「少額でもかまわないので、早急に資金を調達したい」と希望されるA様からはすぐにご了承いただき、契約を締結
お申し込みからご契約までのお手続きを午前中に完了させられたことで、お申し込み当日中にA様の指定口座にお振込をいたしました

弊社では、今回のA様のようなフリーランスの方へのファクタリングも積極的に行っています。「売上が多くない」「少額の売掛金でも買い取ってもらえるのだろうか」と不安を抱えて利用を躊躇されるフリーランスの方が散見されますが、売上や売掛金の大小に関わらず、請求書を発行しており、しっかりと事業として成り立っていると判断できれば、ファクタリングは利用可能です。
まずは、お気軽にご相談ください。