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今回ご紹介するのは、静岡県でデイサービス(通所介護)事業を展開しておられるB社様のご利用事例です。

もともと代表のM様は、東京都内の広告代理店に勤務されていたそうですが、

御祖母様の介護を手伝われた経験から、介護士への転職を決意されたといいます。

 

介護士への転職

養護老人ホームに勤務しながら専門学校へ社会人入学をし、介護福祉士の資格に合格。10数年間にわたって勤務を続けた後に独立され、地元である静岡県内にデイサービスセンターを開業されたといいます。

M様をはじめ、各スタッフの方々の丁寧できめ細かなケアが評判を呼び、事業は順調に成長。施設内はいつも高齢者の方々の声が響き、賑やかな雰囲気だったそうです。

賑やかな施設内

ただ、ここ数年はスタッフの高齢化や他業種への転職による退職が相次いだと同時に、新規の職員がなかなか確保できない慢性的な人材不足に陥り、利用者の数を制限せざるを得ない状況が続いてきたといいます。

さらに、施設は開業から20年近くを経過していることもあり、設備の老朽化が目立つように。

最近では、最新の設備を求められるご家族も増加されているようで、施設の古さが目立ち始めたB社様の施設への利用者数は減少傾向に転じてしまいました。

利用者の減少

 

そのような状況に鑑みたB様は、利用者にもスタッフにも、さらに満足のいく体験と心地よい居心地を提供したいと考えられ、施設の改修と最新の設備の導入を目指した計画を立てられるようになります。

M様が特に熱望されたのが、最新のリハビリマシンの導入。昨今では、高齢者の方々自身が身体機能の維持を目的にリハビリマシンの利用を希望する傾向にあり、M様はこのニーズに応えたいと考えておられたようです。

 

しかし、施設の改修と設備の導入を同時に行うとなると、予算を400万円ほどオーバーすることが分かり、計画の進行は一旦ストップに。

リハビリマシンの導入

実は、B社様は創業時の融資を除けば、これまで一度も金融機関やノンバンクからの融資を受けたことはなく、今後も出来る限り融資の利用は控えた経営を維持していきたいという方針をお持ちでした。

改修だけにするのか、設備導入だけにするのか、どちらか一方の計画に絞って進めようと考えていた矢先、たまたまインターネットでファクタリングの広告を見かけられたといいます。

ファクタリングの優位性

M様は、ファクタリングという資金調達手段があることは知っていたものの、経営者仲間などからあまりいい評判を聞いておらず、ファクタリングに対する印象も芳しいものとはいえなかったそうです。

ただ、そこから様々なファクタリングに関する記事や事業者のホームページを読み進めるうちに、「融資を避けた資金調達が可能」である点など、ファクタリングが自社の課題解決にぴったりとマッチしていることに気づきます。

さらに、介護報酬債権の売却によるファクタリングは、一般的なファクタリングよりも高い買取率と安価な手数料で契約できる確率が高まるという点にも注目されます。

M様は、それからネットで確認できるファクタリング事業者へ問い合わせを繰り返して信頼できそうな事業者をピックアップし、見積もりを依頼。

しかし、M様が希望される買取額には到達しないだけでなく、中には、「介護報酬ファクタリングは時間がかかるから2社間ファクタリングを利用した方がいい」などと、不本意な案内をする事業者や、ヒアリングが行われたにもかかわらずそのまま音信不通になってしまう事業者も存在したようです。

資金調達への諦め

なかなか自身の希望にマッチした事業者や契約内容にたどり着けないこともあり、やはりファクタリングによる資金調達は断念すべきかと考えていた中で、問い合わせをされたのが弊社でした。

弊社にご連絡をいただく前に、すでに10社近くに見積もりを依頼されたというM様。

書類をご提出いただいた後に、ヒアリングにて現在の経営状況や財政状態などについてお聞きしましたが、お話されるお声からも少々辟易されている様子が伝わっており、私たちはなんとかM様のご希望に添えるような契約内容の調整に取り掛かりました。

迅速調査

結果として、ご提示できた契約内容は以下の通り。

【売却対象売掛金】     510万円

【弊社買取対象額】     480万円

【買取代金】   440万円(お客様お渡し金額)

【買取率】       94%

【ファクタリング手数料】       8%

契約成立

M様には、「ようやく自身が希望する契約内容にたどり着けた」と非常にお喜びいただくことができました。

介護報酬ファクタリングは、国保連への債権譲渡通知が必要となるため、お申し込み日当日のご入金は難しいですが、それでも手続きはスムーズに進み、ご希望されていた期日までに入金が完了。

後日、M様からは、調達された資金を予算へ組み込み、当初から計画されていた施設の改修と最新設備の導入を同時に実施することが可能になったというご連絡をいただくことができました。

施設と設備を一新され、新たなスタートを切られるB社様の今後がとても楽しみになるご契約となりました。

さて、今回のような介護報酬ファクタリングや医療機関と対象にした診療報酬ファクタリングは、売掛先の信用度が非常に高く回収リスクもないため、ほぼ100%の確率で利用審査を通過できます。

介護報酬ファクタリングや診療報酬ファクタリングをご希望であれば、ぜひ弊社までご相談ください。