皆さまこんにちは。トップ・マネジメントです。

本年も残すところ数週間となりました。
昨年同様、新型コロナウイルスの影響を受けことにより、多くの事業者様が厳しい経営を強いられてきた1年となったのではないかと思います。

私たちのもとにも、資金繰りをはじめとする様々な経営に関するご相談やお問い合わせが届きましたが、それらに対して単にファクタリングを提供するだけに留まらず、皆さまが抱えられるひとつひとつの問題に対して真摯に向き合い、誠意を持ってサポートさせていただいた次第です。

また、未曾有の事態が続く中でのお客様との出会いを通じて、「現状のサービスにお客様は本当に満足されているのか」「他に最善の解決策はないものか」と、今一度、自社の事業やサービス内容を問いただす1年にもなりました。

弊社は、ファクタリング事業者ではありますが、その本質は「ファクタリングを通じて事業者様の経営や事業の安定化や円滑化と発展までを支援すること」であり、今後も変わることはありません。

ご相談やお問い合わせ、そしてご契約をいただくすべてのお客様に納得いただけ、経営や事業におけるリスクやお悩みを最大限まで取り除ける事業とサービス内容を引き続き模索して参る所存です。

来年も変わらぬご愛顧のほど、宜しくお願い申し上げます。

さて、今回は本年最後のスタッフブログです。
ぜひご一読ください。

数多く見受けられる「リフレッシュ下手」な経営者の方々

数多く見受けられる「リフレッシュ下手」な経営者の方々

経営者の皆さま、しっかりと休息は取れていますか?

お仕事に忙殺される毎日を過ごされ、体も心も満足に休まっていないという経営者の方もたくさんおられるのではないでしょうか。

中には、業務のすべてを従業員に一任し、気が済むまで時間をリフレッシュに費やしているという経営者の方も見かけますが、そのような方はごく少数。

経営者の使命は「会社と従業員を守ること」、そして「打ち立てた事業計画を達成させること」であるために、常日頃から頭と体をフル回転させておられることかと思います。

したがって、休暇に入っても「お仕事モード」が抜けずに経営や事業のことが常に頭を駆け巡ってしまい、何となくPCを開いて事業の進捗状況や財務状況を確認するといった行為を続けながら1日を過ごしてしまうなど、疲れやストレスをたっぷりと残したまま日々をやり過ごす「リフレッシュ下手」な経営者の方も少なくありません。

私たちは業務上、数多くの経営者の方々と接する機会がありますが、事業や経営の低迷に瀕する企業の経営者の方々からは、仕事熱心で非常に真面目である一方、「オン」と「オフ」の切り替えが上手に出来ていない印象を受けます。

逆に、成功の軌道に乗っておられる経営者の方々は、休暇を趣味や遊びに存分に費やしているようで、いつでも朗らかでエネルギーに満ち溢れた印象があります。

また、たとえ軌道に乗っていなくても、休暇を有意義に過ごす「リフレッシュ上手」な経営者の方々からは、「ここから何か成し遂げそう」な明るくポジティブなオーラが伝わってくるものです。

もちろん事業や経営の低迷は、自身や従業員にとっての死活問題といえるため、休日だからといって呑気に過ごしてはいられないという考えに至るのは理解できます。

少しでも仕事に意識を向ける時間を増やして、改善に向けた策や手段を練りたいという意気込みには敬意を払う次第です。

けれども、「お仕事モード」から抜け出せずに、年がら年中、頭をフル回転させてばかりいれば、徐々に集中力や意欲の低下を招く可能性があるほか、やがて疲れやストレスもたっぷりと蓄積され、結果として良策や良案からも遠のいていってしまうものです。

会社や従業員のためを思っての行動が、事態をより悪化させるような結果となってしまえば、それこそ本末転倒の何者でもないでしょう。

また、募ったストレスの矛先が従業員や取引先に向いたり、生気が失われたような表情や姿勢が現れてしまえば、経営者としての信頼やカリスマ性を失いかねません。

ですので、定期的に休暇を取り、休暇が取れれば、仕事とはまったく無関係の物事に目を向けたり、環境に身を置くなどして「お仕事モード」を解除し、頭も体も十分にリフレッシュさせることを心がけてみましょう。

リフレッシュのためのポイントは「仕事とは無関係」であること

リフレッシュのためのポイントは「仕事とは無関係」であること

休暇をしっかり取りリフレッシュに努めるとはいっても、何も高い出費をともなう海外旅行やレジャーを推奨しているわけではありません。

大切なのは、何よりも「仕事とはまったく無関係の物事に目を向けたり、環境に身を置いてお仕事モードを解除する」ことです。

中でも最もオススメなリフレッシュ手段は、やはり運動です。

運動と聞くとジムでのハードな筋トレや長距離を走るランニングなどを思い浮かべる方も多くいますが、近所を裏の裏まで散歩してみるとか、自宅で腕立て伏せ・腹筋・ストレッチを数回するなど、体を気楽に動かすだけでも十分なリフレッシュ効果を期待できるものです。

運動が苦手だという方であれば、自宅で読書や料理に興じてみるのもいいかもしれません。

ビジネス書や自己啓発本などの仕事に紐づくような本は一旦閉じて、話題の小説を手にとってみたり、子供の頃に親しんだ漫画を読み返してみたりすると、ビジネスにつながるような思わぬヒントを得られることもあるようです。

また、多忙を理由にこれまで諦めていた趣味に目を向けてみるのもよいでしょう。

趣味を始めるとなると、どうしても熱心に取り組む必要があるような気がしてしまいがちですが、本格的に始める必要はありません。

「飽きたらやめればいい」程度の気楽な気持ちくらいがリフレッシュにはちょうどいいはずです。

もちろん、仕事を忘れて昼間からダラダラとお酒を飲むのも効果的なリフレッシュ手段のひとつでしょう。

これから年末年始にかけて、まとまった休暇を取られる経営者の方も多くいることかと思います。

普段は、休暇であっても自宅や旅先で仕事のことを考えてしまったり、無意識のようにPCを開いてしまうという経営者の方々。

来年の発展のためにも、今年は思い切って「お仕事モード」を完全にオフにし、有り余る時間をたっぷりとリフレッシュ活動に費やしてみてはいかがでしょうか。