皆さまこんにちは。トップ・マネジメントです。

新型コロナ対策として全国10都道府県に発令されていた緊急事態宣言ですが、まもなく沖縄県を除く9都道府県で解除され、そのうち7都道府県はまん延防止等重点措置に移行される予定であることが発表されました。

全国的に新規感染者数が減少傾向にあることからも、3度目の緊急事態宣言や、まん延防止等重点措置が一定の効果をもたらしたと考えられます。

また、各地でのワクチン接種も急ピッチで進められ、ようやく本格的な感染症対策が開始されたともいえますが、およそ1ヶ月後に迫っている東京オリンピックの開催へ向けた対策や準備が未だに判然としない状況が続くなど、新型コロナに対する不安が払拭される気配はまだまだ感じられません。

政府には、オリンピック開催期間中と閉幕後の経済活動や生活の安定と維持を保証する、具体的な指針の早急な発表を期待したいものです。

さて、今回は月に一度のスタッフブログです。
テーマは「ファクタリング事業者のHPで注目すべきポイント」です。

優良なファクタリング事業者を選ぶ判断材料のひとつにしていただけますと幸いです。

営業部の松坂です。

ファクタリングの利用を検討する際には、多くの方が各ファクタリング事業者のホームページをご覧になられるかと思います。

デザインや記載内容など、ファクタリング事業者それぞれの個性や工夫が詰め込まれたホームページが多々見受けられ、同業者として感心してしまうこともあります。

ただ、中には記載内容に具体性のないものや他社と似通った記載内容であるために、結局その事業者を利用するメリットや信頼性がまったく伝わってこないようなホームページがありふれているのも事実です。

ホームページは、いわば「事業者の信用度を測るものさし」であると私たちは考えています。

ですので、あまりに簡潔すぎる内容であったり、重要な事項が省略されていたり、他社との違いが判別できないようなホームページを所有する事業者は、悪徳事業者とまではいいきれないのの、信用度に欠ける事業者であることは確かではないでしょうか。

では、ファクタリング事業者の信用度を測るためには、具体的にホームページのどのような点に注目するべきなのでしょうか。

会社概要会社概要

まず最も重要な項目だといえるのが会社概要です。

会社概要の記載がないホームページを所持する事業者などは、そうそう存在しませんが、信じられないことに、まったく記載のされていないホームページを時々見かけることがあります。

このような事業者は、「会社の概要を隠す必要がある」、つまり99.9%の確率で悪質事業者と断定できますので、絶対にコンタクトを取ることは避けるべきだといえます。

また、会社概要の記載があった場合であっても注意すべき点があります。

それは「虚偽の概要を記載してはいないか」、もしくは「記載された項目が十分であるか」を判別することです。

この判別はなかなか難しいものですが、たとえば所在地の記載があればグーグルスリートヴューなどで確認してみましょう。

この時、表示される建物がマンションやアパート、レンタルオフィスであった場合は、「法人契約」の条件を満たしていない事業者である可能性が非常に高いため、仮に社名に「株式会社」などと記載されていれば、それは虚偽の記載であると疑うべきだといえます。

また、「記載された項目」にも注目してみましょう。

「社名」「代表者名」「所在地」「連絡先」などの記載はされていて当然ですが、そのほかにも「資本金」や「取引銀行」、「事業内容」や「設立年月日」など細かい項目まで記載されているか。

さらに、ファクタリング協会や東京商工会議所など、各団体への所属は正当なファクタリング事業者であることを示す確固たるエビデンスのひとつとなりますので、この記載のある事業者は信用度が高いと判断できるでしょう。

会社概要は「正当な事業者を示す証明書」であり、信用度を測る上では重要な判断材料となります。

ファクタリング事業者のホームページを閲覧する際には、まずは真っ先に会社概要を確認するようにしましょう。

具体的な“数字”の表記

具体的な“数字”の表記

次に、具体的な“数字”の表記に注目してみましょう。

数字といわれただけではあまりピンとこないかもしれませんが、たとえば、あるファクタリング事業者のホームページに「弊社は豊富な取引件数があります」と記載されていたとしましょう。

おそらく多くの方が、「豊富な取引件数」とだけ伝えられても、それが具体的にどの程度の件数なのか認識できないため、この事業者の実績は曖昧なものですよね。

「100件」を豊富と捉える方もいれば、「1万件以上」あってこそ豊富だと思う方もいるはずです。

手前味噌ではありますが、弊社は事業の開始から10年以上が経過し、総取引件数は45000件、累計買取高の100億円を超えています。

そして、この具体的な数字を表記することにより、お客様に対して「根拠のある豊富な実績」をお伝えしています。

そのほか、「利用手数料」の目安「審査・面談」にかかる所要時間に関しても、具体的な数字を知りたいと思われることでしょう。

「格安の手数料」や「迅速な審査・面談」などと謳われていても、具体的な数字の明記がなければその内容は不透明であり、かえって不安要素となり得ますよね。

具体的な“数字”の表記は、その事業者の実績やサービス内容が明確になる要素となるほか、他社との比較材料になりますので、ぜひ細かくチェックするようにしてみてください。

ホームページは「事業者の信用度を測るものさし」

ファクタリング事業者のホームページを閲覧する際には、会社概要に加えて表示されている細かな数字にも注目して、事業者の信用度を測るようにしましょう。