猛烈な感染力で世界各国を震撼させている新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)。4月3日12時時点で、PCR検査により陽性反応が出た日本国内における感染者数は2617名。
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東京都内の1日あたりの感染者数が遂に100名超え
東京都内でも、これまで日に二桁増加で推移していた感染者数も新たに118名の感染者が増え、ついに日に3桁を超える感染者数増加となってしまいました。
これは、中国やアメリカやイタリアなどの諸外国の感染増加傾向を見る限り、明らかにオーバーシュート寸前の危機的状況ともいえるレベルに突入しました。
国内における主要産業も感染拡大防止による自粛のおかげで、イベント企画業、飲食業、サービス業、娯楽産業を中心に甚大な経済的被害が及んでおります。
また世界的パンデミックにより輸出入を行う企業(特に中国からの輸入)が建築資材や内装資材や製造部品等の調達が困難となっており、建設業を中心に製造業やその他の産業において直接被害や2次被害が後を経ちません。
政府は経済対策として緊急支援融資などを行なっておりますが、このまま感染者数が増加していけばロックダウンは避けられない現実となり、更に国内経済に追い討ちをかける大打撃ともなりかねません。
世界各国ではコロナウイルスの封じ込みを図るべく非常事態宣言を出し人々の不要不急の外出禁止を厳しく取り締まっておりますが、感染が長期化する事を考えると、そうする以外の打開策がないのが現実です。
感染拡大封じ込めに強行措置を取る国も
ロシアのプーチン大統領は感染拡大封じ込みの為、自国民に向け「たった2週間自宅いるのか、それとも3年間刑務所にいくか選べ」と発言したそうです。
日本は現在の法律では、国民に対する外出禁止を行う強制力がありません。世界全体にコロナウイルスによる経済停滞が起きている現状から考えると、全国民及び中小零細企業、フリーランス、個人事業主に対し売上や給与の補償を行う上で、一時的に経済活動を停止させ感染拡大封じ込めに徹底する策を講じた方が被害が抑えられるのではないでしょうか?
今国民に必要なものは布マスクや端た金ではない
国民や中小零細企業が国に対し求めているのは、一家に2枚の布マスクでもなければ、最大200万までしか受け取れない現金給付(フリーランス最大100万円、事業主最大200万を上限前提で出てきた給付案。細かな内容は4/4時点では不明。)でもありません。完全な収束の見えないコロナウイルス感染症を押さえ込むまでの売上や給与の補償です。
ファクタリングによる支援を継続する上でも事業者へ国からの手厚い補償を
コロナウイルスによる世界的パンデミック後も、弊社はファクタリングという事業を通じ中小零細企業や個人事業主やフリーランスの方々の売掛債権の買取を行う事で資金繰りを支えておりますが、ファクタリング対象債権の売掛先も大なり小なりコロナウイルスによる経済的影響を直接的又は間接的に受けているケースが沢山あるのが現実です。
その為ファクタリングによる資金繰り支援を行いたくても難しいケースも発生しています。
早急に国からの何かしらの大きな補償を行わなくては日本の中小零細企業の未来はありません。
現在弊社ではコロナウイルス感染症緊急支援ファクタリングキャンペーンを倒産リスク覚悟で行い、目先の資金繰りを支えておりますが、国からの事業者に対する支援をもっと手厚いものにしなければ、皆共倒れになってしまうでしょう。
常日頃から国民や事業者が国を支える為に支払ってきた税金を今だからこそ、惜しみなく還元すべきではないでしょうか?
公務員や政治家だけが、みんなが支払ってきた税金の中から給与を補償される現在の仕組みでは国民は納得しないと思います。
民間に対しても安心出来る補償を強く望みます。
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