1月もあっという間に月末を迎え、2月も半ばに差し掛かりますが、皆様如何お過ごしですか?
私は、経営者交流会や異業種交流会などに参加し、中小零細企業の経営改善に繋がる新たな取り組みが行えないか模索しておりました。
現在では20年前とは勝手が違い、スマートフォンやパソコンさえあれば自分で何でも調べる事が出来る時代です。物価はもちろん、何から何までネットで調べれば大概の情報は得る事ができる為、消費者は物の価格やサービスを簡単に比較できるようになりました。
それにより、会社経営においても昔のように情報弱者を相手に何でも売れるという時代は終焉を迎えたように感じます。
言い換えれば、情報から得た知識を持つ消費者に対し、物を販売したりサービスを受けてもらうためには、より一層の企業努力が求められるようになったと言っても過言ではありません。
ファクタリング会社 に至ってもそれは同じです。数多くの同業他社よりも抜きんでる為には、既存サービスの質の向上を目指すのはもちろんの事、同業他社が行っていない全く新しいサービスや接客スタイルを造り出していく必要があると思います。
ファクタリング で資金調達を検討されている経営者様が弊社を選んで下さったならば、目先の資金調達のみだけではなく、先々資金調達を必要としない強い企業になれるよう売上UPに繋がるご提案なども行い、キャッシュフローを抜本的に改善出来るようなコンサルに注力しファクタリング同業他社との差別化を図って参ります。
以上が2020年、株式会社トップ・マネジメントの掲げる抱負とさせて頂きます。
それでは本題である『東京都の経営者が選ぶ信頼できるファクタリング会社の選び方』という内容で記事を書いて参りますので、どうか最後までお付き合いの程宜しくお願い致します。
目次
都内の中小企業経営者から学ぶ
優良ファクタリング会社の選び方
弊社でファクタリングのお取引件数を都道府県別に分けると、やはり圧倒的に東京都内で会社登記されているクライアント様が多いです。
順位別に分けると
1位:東京都
2位:神奈川県
3位:埼玉県
関東でファクタリング会社を経営しているので当然の結果といえば当然ですが。
昨年、弊社とファクタリング契約をして頂いている東京都の中小企業経営者様50人を対象に、アンケートをとらせて頂きました。
お答え頂いたアンケートの中身は以下になります。
- 『どのような基準でファクタリング会社を探しましたか?』
- 『どのようなファクタリング会社が利用してみて優良であると感じましたか?』
- 『様々なクチコミサイトがある中で優良ファクタリング会社を発見できる有益なサイトがあれば教えてください』
本日は、頂いたアンケートの結果に沿った形で記事を書いていこうと思いますので宜しくお願い致します。
どのような基準でファクタリング会社を探したのか?
アンケートにお答え頂いた東京都の中小企業経営者様の中で1日平均5本程度の資金調達系(ファクタリング・融資)の営業電話やメールが来る方は全体の7割近く。
基本的に現代における営業会社は反響営業がほとんど。優良ファクタリング会社であれば自社HPを顧客のユーザビリティを考えた上で構築し、きちんと自社ブランディングが出来ている。だから営業電話をかけなくてもお客様からの問い合わせが常にある。
逆に営業電話やメール営業を主軸に営業活動を行わなければならないファクタリング会社は、きちんとしたブランディングが出来ていなかったり、資金的に圧迫している状態でファクタリングを行っている可能性も否めない為、実際はファクタリング手数料が高い事を隠し、『業界最安』などのワードを用い営業を行っているケースがほとんど。
だから、ある意味ファクタリング業界に関しては優良ファクタリング会社とそうでないファクタリング会社の見極めは比較的簡単に行う事が出来る。電話勧誘や営業メールをしてくる業者をネットで調べつつ振るいにかけていけば、優良であろうファクタリング会社やノンバンクの情報が自然と蓄積されていき、いざ資金調達をする際に役立つはずです。
ガンガン営業してくるしつこいファクタリング会社はNG
アンケートの中でほぼ全員共通していたのが、しつこく営業してくるファクタリング会社は極力利用したくないという点。営業電話が煩わしいと感じている経営者様が90%以上でした。理由は「忙しい時に資金調達の話をされても迷惑」、「電話勧誘自体が今の時代のニーズに合っていない」、「インターネットがあるので事業資金が必要な時は自分で探せる」などでした。確かに昔とは違い今は、インターネットを利用すれば何でも調べられる時代。弊社は数年前から反響営業に注力して参りましたので電話勧誘を行う事はさほどございませんが、ファクタリング新規利用者様を電話営業で開拓する場合には、気をつけている点が何点かあります。その一つが『TPO』。Time(時間)、Place(場所)、Occasion(場合)それぞれの頭文字を取り『TPO』(ティー・ピー・オー)と呼びますが、相手の迷惑にならない時間かどうか?、相手が話し辛い場所にいないかどうか?などに最大限の注意を払い営業をさせて頂く事が礼儀であると思います。ただでさえ迷惑な営業電話。TPOを無視して営業すれば、相手はいい気はしないどころか、怒りさえ覚えしまいます。
HPの会社概要が充実していないファクタリング会社はNG
こちらも東京都内の経営者の皆様が注意深く見ている部分の一つで、ファクタリングを利用するかどうか検討対象にする以前に、そのファクタリング会社の会社概要ページを皆様ご覧になっているとの結果でした。
ファクタリング会社の資本金(1000万以下はお話にもならず)、設立年月日(ファクタリングでの実績がどの位あるのか)、代表者名の表記(顔写真があればさらに安心)、所在地(マンションの一室などで経営していないかどうか)、取引銀行(都市銀行で預金口座を開設しているかどうか)などは信頼できるファクタリング会社を探す上で参考になるという意見が多数ございました。加えて検討対象になるファクタリング会社かどうか信頼のエビデンス(証拠)に繋がるものがHP上にあるかないか、という点が重要と捉えている経営者様が7割程いらっしゃいました。
優良であると感じたファクタリング会社の定義とは?
WEBサイトに書いてある事を
有言実行してくれるファクタリング会社
HPに記載されている通り契約が行える。これは世間一般では当たり前の事ですが、ファクタリング業者の中にはHPに書いてある内容と実際に行なう契約内容が極端に異なる会社も数多く存在します。自社での集客の為とは言え、出来ない事は書くべきではありませんし、何よりもWEBサイトを信用し貴重な時間を使い申し込んでくれたお客様に対し失礼な行為です。記載されている内容通り実行してくれるファクタリング会社は信頼の定義に値します。例えば、「即日ファクタリング」を売りにしているファクタリング会社であれば、いかなる理由があろうともファクタリングを即日で行うべきですし、「安心ファクタリング」を売りにしているのであれば、実在する社員をHPに記載していなければお客様は安心して利用できません。資金調達を継続的に支援してくれる優良なファクタリング会社を探したければ、申込みをしたのち、その会社へ実際に足を運びHP記載の通り契約してくれるファクタリング会社かどうか自身の目で確かめてから利用する事をお勧めします。
ファクタリング手数料をある程度
優遇してくれるファクタリング会社
ご存じの通り、ファクタリングにおける 売掛金売買手数料 (ファクタリング手数料)は、融資などを受けた際に支払う金利と比べてしまうと非常に割高となってしまうのが現実です。そんな中、「急いで資金調達を行いたい」、「ファクタリング以外の審査が通らなかった」、「これ以上融資による借入(負債)を増やしたくない」、など諸々の諸事情によりファクタリングを利用しなくてはならない経営者様の心境としては、少しでも売掛債権を高く買ってくれるファクタリング会社と契約したいはずです。ファクタリング会社によっては、3社間ファクタリングを行わず2社間ファクタリング専門で行っているところも多いですが、2社間ファクタリングだけを専門で行うファクタリング会社は売掛先倒産リスクや使い込みリスクに対する予防線としてファクタリング手数料を最初からかなり高めに設定しているところが多い為、ファクタリング手数料を抑えて資金繰りしたい経営者様にはあまりお勧め出来ません。
HPの内容が充実しているファクタリング会社の中には、サービスを利用する方のユーザビリティ(つかいやすさ)を考え、ファクタリング手数料の割引キャンペーンなどを積極的に行っているケースもあります。ですので、気になるファクタリング会社があればHPなどの更新情報をマメにチェックしてみる事も、優良ファクタリング会社を探す一つの方法に繋がるかと思います。検討対象となった複数の優良ファクタリング会社から相見積を取るなどすれば、資金調達でファクタリングを利用するコスト面はある程度は削減できるでしょう。
ファクタリングの長期間利用を
推奨しないファクタリング会社
上にも書きましたが、融資の金利と比べファクタリングは調達コストが割高になります。長期間利用すれば割高なファクタリング手数料の影響でキャッシュフローが改善されるどころか、逆に資金繰りが更に厳しくなってしまう事だって考えられます。以上の理由からファクタリングを長期間に渡り利用し続ける事はお勧めしません。しかし、ファクタリング会社によっては自社での売上を意識し、「利用する度にファクタリング手数料を安く優遇するから長期間利用してくれないと逆に損をしますよ。」などと口当たりの良い事を言う業者も存在するようですが、ファクタリングでの買取相場はある程度決まってしまっている為、ビックリするような値引きはありません。
寧ろ、「ファクタリングを使い続けると御社の利益がなくなってしまうので、何か別の資金調達方法も一緒に考えましょう。」と言ってくれるファクタリング会社の方が親切だし、信頼できると思います。ファクタリングを利用するのであれば、ファクタリング以外の資金調達の提案もしてくれ、『ファクタリングの出口』まで一緒に考えてくれるようなファクタリング会社を選びましょう。
時間外でも対応してくれる
ファクタリング会社
一般的なファクタリング会社の営業時間は平日朝9時頃~19時頃迄といった感じですが、資金調達を行わなければならない経営者様の中には、突発的に資金繰りしなくてはならない方もいらっしゃいます。そんな時、夜間でも出張対応してくれたり、相談に乗ってくれたりするファクタリング会社は優良であると言っても過言ではありません。
数多くあるファクタリングクチコミサイトの中で
優良ファクタリング会社を発見できる有益なサイトは?
グーグルマップでの情報が
充実しているファクタリング会社
WEB検索で情報を取得する事が当たり前となっている今、検索エンジンに調べたいキーワードを入力する「オーガニック検索」(「自然検索」、「ナチュラル検索」とも呼ぶ)を行うと、調べたい関連ワードを含む沢山のサイト情報がヒットします。しかし、それらの情報全てが有益な情報かと言うとそうではありません。利用したいサービスを簡単に比較出来るいわゆる「比較サイト」というものが検索ページの上位に並んでいる事も少なくない為です。「比較サイト」と聞くと一見検索ユーザーの事を考え選びやすくしてくれているように見えますが、実際のところ本格的に各業者を調査しランキング形式にしている比較サイトはほぼありません。(詳しくは ファクタリング業者を選ぶ時の注意点 をご覧下さい。)
では、何を参考に業者を選んだらいいの?と思う方は、Googleが行っているサービス「グーグルマップ」を参考にするのも一つの方法です。
弊社で取らせて頂いたアンケートの中でも、「ファクタリング会社選びにグーグルマップの情報を参考に選んでいる」というご回答を頂いた経営者様が4割近くいらっしゃいましたので、グーグルマップについて少し触れてみたいと思います。
グーグルマップとは
どこにどのように表示されるの?
調べたいビジネス情報、例えば「ファクタリング」を検索する場合まず検索エンジンはGoogleを使います。
Googleの検索窓に「ファクタリング」と入力し、検索をかけます。
すると、「ファクタリング」に関連するサイトがヒットしますが上位に「広告」とついているサイト(下記画像)は無視し、
少し下にスクロールしていくとマップ(地図)の下に企業情報が出てきます。
これがグーグルマップに表示される企業情報です。
優良業者順に並んでいる訳ではなく、自分が現在いる場所の情報からGoogleが判断し
最寄りの業者を表示させています。
クリックすると写真や最新情報、ファクタリング商品だったりお客様からのクチコミ情報や評価などの詳細を見る事ができます。
優良な業者や評価の高いお店などを知りたい場合は、星印の数やクチコミを参考にした上で判断されると失敗は減るでしょう。
ファクタリング以外でも、飲食店や宿泊施設など様々なビジネス情報にも使える為、大変便利です。
グーグルマップの信頼性
天下のGoogleが行っているサービスなので、以下参照文にもあるように信頼性は群を抜いています。
資金調達を行う際は、目星をつけたファクタリング会社のHP以外にグーグルマップでのビジネス情報も併せて参考にすれば、優良ファクタリング会社選びにより役立つと言えるでしょう。
自然検索でヒットする ファクタリング比較サイト や ファクタリングクチコミサイト のような情報操作が出来ないようGoogleが手掛けている情報ですので信頼性は高いと言えるでしょう。
Googleマイビジネスのデメリットですが、ひとつ考えられるのがビジネスの正真正銘のオーナーであっても情報を完全に自分の思う通りにはコントロールできない、という点があります。
自分の運営しているビジネス情報なのに自由にできないの?と不思議に思うかもしれません。
Googleマイビジネスは一般のユーザーが写真を投稿したり、コメントや評価をすることもできる仕組みになってるため、オーナーがアップした載せたい写真が思うように表示されないことがあります。
また、ユーザーから辛辣なコメントが入ることもあります。
「ビジネスに関してネガティブな情報は一切載せたくない」という場合には、デメリットになるかもしれません。これは、Googleのスタンスとして、
・検索ユーザーになるべく正確な情報提供をする
・Googleマイビジネスの情報は、サービスを提供する側と、サービスを受ける側がともにつくっていく
という前提があるので、ビジネスのオーナーの好きなように表示できるわけではないという仕様になっています。しかし、この前提があるからこそユーザーはGoogleマイビジネスの情報を信頼しますし、利用をしようとしますので、この仕組みを理解した上で活用をしていく必要があります。
飲食業界でも起きている
グルメ比較サイト離れ
ファクタリング業界と同様に、飲食業界でも比較サイトやクチコミサイト離れは加速している。
比較サイトやクチコミサイトを運営している会社や個人は、掲載順位や評価を操作し上位表示させたり高評価をつけたりする事で広告主である店舗から収益を得ている為、実際にきちんと調査した上で公平な評価をしているのではないという事実をユーザーが分かってきたからではないでしょうか?
以下はユーザーが信頼していないグルメ(比較)サイトからグーグルマップへ移動しているという内容の記事です。
【高まる「信頼していない」の声】
『国内でのグルメサイト離れが止まらない』
飲食店に予約・顧客管理システムの開発・提供等を行う株式会社テーブルチェックが全国のグルメサイトユーザー男女1112名と、全国の飲食店勤務の男女588名を対象に実施した「グルメサイトに関する消費者意識調査」が今年1月6日に発表になった。
調査結果によれば、グルメサイトの評価や表示順位を「信頼していない」と答えたユーザーの割合は、実に3割近くに達するという。
少し長くなってしまいましたが如何だったでしょうか?
以上の事を参考に、有益な資金調達に繋げて頂ければ幸いです。
本日も弊社ブログを最後までお読み頂き誠に有難うございました。
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