いつも弊社ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

全国に発令されていた緊急事態宣言がすべて解除されて数日。全国的にも電車や街中には人出が戻り始めているようですが、東京都では6月に入ってから7日連続(6月7日時点)で、新型コロナウイルスの新規感染者数が2桁になり、都民に警戒を呼びかける東京アラートが発動されるなど、依然として予断は許されない状況が続いています。

緊急事態宣言が解除された現在も、在宅勤務や事業の縮小を継続されている企業様が多数いらっしゃるかと思います。弊社でも、お客様との直接の対面を避ける観点から、Zoomミーティングを利用した「リモート面談」を引き続き実施して参りますので、ファクタリングの利用をご希望の事業主さまは、お気軽にご相談ください。

さて、今回は月に一度のスタッフブログです。

担当するのは、お客様との面談の中で「とある趣味」に目覚めた営業部所属の松坂。

一体、どんな趣味なのでしょう。
皆さま、ぜひ最後までお付き合いください。

きっかけはお客様との面談

皆さまこんにちは。
営業部所属の松坂です。

最近では、クラウドファクタリングをはじめ、担当者とお客様がお顔を合わせることなく契約までを完結させられるフローを導入している他社様が続々と増えていますが、弊社では創業以来、一貫してお客様との面談を設けています。

これは、弊社の審査対象として、「売掛先様の信用情報」や「決算情報・事業規模」などだけでなく、お申し込みいただく事業主様のお人柄も考慮させていただくためです。また弊社とお客様との相互理解を深め、お互いの信頼関係を強固にする目的においても、直接お顔を合わせての面談が不可欠であると考えています。

お客様との面談では、弊社のファクタリングサービスのご説明から始まり、様々な質疑応答が繰り返されていくのですが、ふとした会話の流れから、他愛もない話題に発展することがよくあります。

先日、Zoomでのリモート面談にご参加いただいたお客様とは、緊急事態宣言下での過ごし方についての話題で盛り上がりました。

「ぬか漬け」を始められたというA様

静岡県で小さな工務店を営むA様は、2人の小さなお子様を育てるシングルパパとのこと。お仕事を終えて自宅に帰宅すると、すぐに洗濯や夕食の支度にとりかかる忙しい毎日を過ごされていたようです。

ただ、新型コロナウイルスの感染拡大によって受注案件は激減。さらにお子様の休園や緊急事態宣言の発令にともなって、自宅で過ごす日々が続いたといいます。

先行きの見えない不安な状況のなかでも、なんとか楽しみを見つけて気を紛らわせようと考えたA様は、これまでまったく経験のなかった、ある料理に挑戦してみようと思い立ったそうです。

「ぬか漬け」作りです。

さっそく、ぬか床を用意しようとインターネットでレシピをチェックしてみたものの、思いのほか作り方が複雑そうであったことと、管理に手間がかかりそうだったために、半ばあきらめかけていたところ、便利な商品を発見します。

それが「無印良品のぬか床」です。

この商品は、ぬか床を一から作る必要はなく、管理も一週間に一回程度かき混ぜるだけでよいとのことで、Aさんは早速購入しぬか漬けを開始。

初めての「ぬか漬け」は見事に成功し、普段はお漬物をあまり好まないお子様も喜んで食べられたそうです。

A様に影響されて私も「ぬか漬け」作りに挑戦

A様のこのエピソードに、私は興味津々に聞き入ってしまいました。というのも私自身、以前からぬか漬け作りに興味を持っていたのですが、A様と同じように、ぬか床の管理が煩わしそうだと思って挑戦できずにいたのです。

その日の勤務を終えた私は、急ぎ最寄りの無印良品へ。

食料品売り場へと直行して、商品をあれこれ眺めながら歩いていたところ、ついに発見。

「発酵ぬかどこ」。消費税込で890円です。

これが安いのか高いのかは分かりませんが、とにかく一刻も早くぬか漬けに挑戦したい私は、悩むことなくレジでお会計を済ませ、続いてスーパーできゅうりと大根も購入して帰宅。

そのまま台所へと向かい、早速ぬか床の封を切って開封してみると、なんともいえな香ばしさ・・・紛れもない、ぬか床です(笑)

裏面の使用方法をよく読んでみると、A様がおっしゃっていたように、すぐにぬか漬けを始められる上に、手入れは一週間に一度かき混ぜればよいとのこと。
素材の漬け時間の目安も記載されています。きゅうりは12〜18時間。大根は20〜32時間。

それぞれの下準備が終われば、あとはぬか床にギュッと押し込んで、袋のチャックを閉め、冷蔵庫に入れておくだけ。

翌日の勤務を終えて、一目散に帰宅するとすぐさま台所へ向かって冷蔵庫をオープン。ぬか床を取り出して袋を開封し、きゅうりと大根に触れてみたところ、どちらも、しんなりとしていて出来は上々の様子。

そのまま取り出して、水洗いした後に包丁で適当な大きさにカットしてパクリ。きゅうりは、目安時間を少しだけ過ぎていましたが、塩加減と酸味のバランスが完璧。大根は、もう少し漬けて柔らかくしてもいいかなという印象でした。

変わり種にも挑戦

 

こうして、すっかりぬか漬けにハマってしまった私は、野菜だけでは飽き足らず、プロセスチーズやゆで卵といった変わり種の素材にも挑戦してみました。

ぬかの独特な匂いと酸味がミスマッチになるのでは・・・と心配もしましたが、これが驚きの出来。プロセスチーズもゆで卵も、およそ24時間漬けてみたのですが、どちらからもぬか臭さなどは感じられず、絶妙な塩加減と酸味がマッチして味に奥深さがプラスされていました。

燻製のようなスモーキーさも感じられるので、白ワインやウイスキーのおつまみにもピッタリです。

ぬか漬け作りに挑戦し始めてから、2週間ほどが経ちましたが、相変わらず「今日は何を漬けよう。次は・・・」などと考えるのが日々の楽しみになっており、今では私の趣味のひとつになりました。面談時に楽しいお話と、私に新しい趣味を始めるきっかけをくださったA様には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

緊急事態宣言が解除されたとはいえ、やはりまだまだ積極的な外出は気が引けるかと思います。そんな状況下だからこそ、ご自宅で楽しめる趣味をたくさん見つけて「おうち時間」を充実させたいものです。

無印良品のぬか床を使ったぬか漬けは、簡単・お手軽なので、料理の習慣があまりない方でも気軽に始められる趣味になるかと思いますし、食事の楽しみも増します。

ぜひ皆様も一度、挑戦してみてください。