皆さまこんにちは。
トップ・マネジメントです。
弊社のようなノンバンクのファクタリング会社を利用されるお客さまには、中小企業やベンチャー企業、スタートアップ企業の経営者さまが多くいます。
そうしたお客さまのなかには、当然のことながら厳しい資金繰りのなかで売掛債権を早期回収することにより、資金繰り改善を目指す方がいる一方、業績が好調でありながらもファクタリングによって売掛債権を有効活用しようと考えられる経営者の方も多数存在します。
業績が好調ということは、ビジネスが成功段階にあるということ。つまり経営者として成功をおさめている方に会う機会もよくあるのですが、そうした方々にはある資質が特に高いと感じることがあります。
それが「行動力」です。
ビジネスにおいて成功を収めるためには、様々な要素が求められますが、その中でもやはり「行動力」は特に重要な資質なのでしょう。
そこで今回は、行動力が高い人の特徴を9つ挙げたうえでそれぞれについて解説していきたいと思います。

1.遠い未来を見据えた明確なビジョンを描いている

遠い未来を見据えた明確なビジョンを描いている

まず、行動力のある人は明確なビジョンを持っています。
ビジネスにおいて成功するためには、自分が何を達成したいのか、そのためにはどのような道筋を辿るべきかを明確にしておかなければなりません。
これを踏まえれば、行動力のある人は、近い未来のみならず遠い未来をも見据えており、どのような結果を出したいのかをはっきりと描いているといえます。
こうしたビジョンがあることで、日々の活動が目的に向かって一貫したものとなり、迷いなく進むことができます。またビジョンがあることで、困難に直面した際にもそれを乗り越えるためのモチベーションを維持することも可能になります。

2.迅速な意思決定と行動を実行するふたつの力を併せ持つ

迅速な意思決定と行動を実行するふたつの力を併せ持つ

行動力のある人は、決断力と実行力を併せ持っています。
ビジネスの世界では、何事もタイミングが非常に重要です。したがって、適切なタイミングで迅速に意思決定を行い、それを行動に移すことができるかどうかが、成功を左右する大きな要因となることは言わずもがな。
行動力のある人は、必要な情報を素早く収集し、それに基づいて判断を下すことができるというわけです。
そして、その判断に基づいて即座に行動を開始することが可能であり、このスピード感こそが“行動力のない人”との差を生む大きな要素となります。

3.柔軟性と適応力で生き残りと成長を手繰り寄せる

柔軟性と適応力で生き残りと成長を手繰り寄せる

行動力のある人は、柔軟性と適応力にも優れています。
ビジネスの世界では、予測不能な事態や突然の変化が日常的に起こります。
行動力のある人は、こうした変化に対して柔軟に対応する力を持っており、計画がうまく進まないときでも状況に応じて戦略を変更したり、新たな方法を試みたりすることでビジョンを達成するための最善の道を模索します。
このような特性が、経営者として成功し続けるための重要な要素であり、変化する環境の中での生き残りと成長のための鍵となります。

4.高い自己管理能力でパフォーマンスを向上させる

高い自己管理能力でパフォーマンスを向上させる

自己管理能力が高いことも、行動力のある人の特徴のひとつ。
ビジネスで成功するためには、時間やエネルギーを効率的に管理する能力が欠かせません。自分の時間を無駄にすることなく、最も重要なタスクに集中するよう心がけているのです。
日常のルーティンを効果的に管理し、ストレスやプレッシャーに対しても冷静に対応することによって、長期にわたって高いパフォーマンスを維持し続けることができるのは、自己管理能力の賜物であるといえるでしょう。

5.高いコミュニケーション能力でリーダーシップを発揮する

高いコミュニケーション能力でリーダーシップを発揮する

ビジネスにかかわらず、人間関係の構築には欠かせない要素のひとつであるコミュニケーション能力。行動力のある人は、このコミュニケーション能力が非常に高い傾向にあります。
自分の考えやビジョンを明確に伝えることができ、他者と効果的に協力することができるため、社内外のチームを巻き込み、プロジェクトをスムーズに進行させることができるのです。
また他者の意見を尊重し、フィードバックを受け入れることによってさらに良い結果を生み出すことができます。
高いコミュニケーション能力は、行動力を持つ人々がリーダーシップを発揮し、周囲を巻き込んで目標を達成するうえでとても重要な要素となります。

6.学習意欲の維持により競争のなかでの優位性を保つ

学習意欲の維持により競争のなかでの優位性を保つ

行動力のある人は、常に新しい知識を求める傾向があることから、衰えることのない学習意欲を持っているといえます。
絶えず変化を続けるビジネス環境においては、新しい知識やスキルを身につけ続けることが経営や事業の発展に続く道を開く鍵です。
行動力のある人は、自己成長を怠ることがなく常に学び続ける姿勢を持っており、新しいトレンドや技術を積極的に取り入れ、競争の中で優位に立つための努力を惜しみません。
この高い学習意欲こそが、ビジネスでの成功を切り開くためのチカラを養っているのです。

7.失敗を成長の機会へと昇華させる逆境耐性

失敗を成長の機会へと昇華させる逆境耐性

どれだけ“優秀”だと評価される経営者であっても、ビジネスを進めるうえでは必ずしもすべてが順調に進むわけではなく、失敗や挫折に直面することもあります。
行動力のある人は、こうした逆境に対して強い精神力を持っていることから、失敗を一時的なものと捉えることができ、それを次の成功のためのステップとします。
失敗から学び、それを成長の機会とする。そして逆境に立ち向かい、乗り越える力が長期的に成功を収めるための重要な要素であることは言うまでもありません。

8.先んじて対応するプロアクティブな姿勢の維持

先んじて対応するプロアクティブな姿勢の維持

常にプロアクティブな姿勢を保っていることも、行動力のある人の特徴です。
プロアクティブとは、「先取りする」「事前に」といった意味を持つ言葉。つまり、将来起こると予想される出来事を想定しながら、先んじて主体的に対応を実践することができるのです。
ビジネスの成功を加速させる原動力を生み出すためには、このプロアクティブな姿勢の維持が欠かせないといえるでしょう。

9.実際の成果へのこだわりを強く持っている

実際の成果へのこだわりを強く持っている

最後にあげたい特徴は、とにかく結果志向であることです。
行動力のある人は、努力のプロセスにもこだわりますが、それ以上に実際の成果へのこだわりを強く持ちます。
それゆえ、部下からすれば「冷徹な人間性」と捉えられてしまうこともしばしばありますが、常に結果を出すことを重視し、結果に対する執着心が備わっているからこそビジネスを成長に導けるのだといえるのではないでしょうか。
目標を達成するために必要な手段を選ぶ際には、最も効果的な方法を模索し続けること。それこそが、行動力のある多くの人が抱く信条であることは確かであるといえます。