皆さまこんにちは。
トップ・マネジメントです。
日々、寒さが強まる一方ですが、20日からはサッカーのワールドカップが開幕しましたね。
今回の開催国はカタール。初めての中東での開催となるため、暑さを考慮して11月開催という異例の大会となっています。
これまでの大会は6月〜7月の開催が常だったこともあり、長袖と長ズボンを履いて観るワールドカップは不思議な感覚がします。
放送時間は、夜〜朝方。今回の大会は、インターネットTVで全試合を無料で視聴できるため、サッカーファンの方は、約1ヶ月間にわたって寝不足の毎日が続きそうです。
新型コロナの第8波が徐々に押し寄せてきていますが、ここは一旦不安を振り払い、世界的なスポーツの大会に注目しましょう。
さて、今回スタッフブログのテーマは、最近普及が進んでいるといわれる「ハイブリッドワーク」についてです。
ぜひご一読ください。
リモートワークに次ぐ、新たな働き方
新型コロナウイルスの感染症拡大を背景に、社外で業務を行うリモートワークが一気に普及しました。
自宅やカフェなど、従業員それぞれが好きな場所で働ける業務形態ということもあり、導入に対しては一定の満足度を得られたのではないでしょうか。
しかし、新型コロナ対策の緩和が進むにつれて、リモートワークを取りやめ、それまで通りの出社型の勤務体系に戻したという企業が多いというデータが出ています。
一方で、完全リモートワークを実施している企業も少なからずあり、まさに働き方の多様性が広がっている模様がうかがえるといえるのではないでしょうか。
そうした中、最近では新たな働き方に注目が集まっています。
それが「ハイブリッドワーク」です。

ハイブリッドワークイメージ画像

ハイブリッドワークとは?

ハイブリッドワークとは、「ハイブリッド=異種の掛け合わせ」という言葉の通り、「リモートワーク」と「出社勤務」の2つを掛け合わせた働き方です。
たとえば、週に3日はリモートワークをし、残りの2日は出社して業務を行うという形態。
両者の実施日を固定している場合もあれば、自由な振り分けが認められるパターンもあるようです。

モバイルイメージ画像

ハイブリッドワーク導入が広がった背景

このようなハイブリッドワークの普及が進んだ背景には、実はリモートワークに対する不満や、実施によって生じた課題への対応が基にあったされます。
いくら自由な場所で業務が行えるといっても、結局のところ会社でしか行えない業務のために出社が必要であったり、あるいは会社以外では業務に集中できない、リモートワークに必要な費用の負担が大きいといった意見も少なからず挙がったことは容易に想像できます。
また、管理者側からしても、遠隔によるマネジメントの難しさに悩むケースもみられたものと考えられます。
もちろん、リモートワークに対して何の不満も抱くことなく、ライフワークバランスの充実につなげられたという声もあることでしょう。
そういった様々な意見を汲み取り、賛成派も否定派も互いに満足度を高められる働き方としてハイブリッドワークの導入を進める企業が多く見られるというわけです。

屋内メリットイメージ画像

ハイブリッドワークのメリット

では、ハイブリッドワーク実施にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

メリット1 対面の機会が増えコミュニケーションが円滑化

リモートワークに必要な基本ツールといえば、電話やメール、それにチャットやWebカメラといったもの。これらを利用することで、社員間のコミュニケーションは問題なく取れるものですが、その機会は限定的です。
一方、ハイブリッドワークを導入すれば、対面によるコミュニケーションも加わります。リモートワークの経験があれば、コミュニケーションの円滑化するには、やはり対面形式に勝るものはないと感じた人も多いことでしょう。ハイブリッドワークは、コミュニケーションの円滑化とそれに伴うチーム力の強化にも効果的だといえます。

メリット2 従業員のONとOFFが明確化

リモートワークに出社勤務を組み合わせることにより、従業員はONとOFFを明確化できます。リモートワークでは業務に集中できない人、反対に出勤が億劫に感じる人、どちらにとっても生活にメリハリが生まれますので、互いのストレス軽減のほか、業務効率のアップにも期待できます。

メリット3 優秀な人材の定着率が向上

ライフワークバランスを重視した環境や制度は、現代の労働者にとって非常に魅力的です。リモートワークか出社勤務のどちらか一方に偏るよりも、どちらも両立させる勤務体系は、まさに仕事と私生活のボーダーラインを明確にした働き方であり、人材確保と定着率の向上につながるはずです。

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まとめ

今回は、昨今普及が進むハイブリッドワークについて解説しました。
リモートワークと出社勤務を組み合わせた働き方であるハイブリッドワークは、
今後の働き方の主流にもなると予想されています。
リモートワークの賛成派と反対派。両者の意見を取り入れたハイブリッドワークを導入して、従業員全体の満足度を高めてみてはいかがでしょうか。