いつも弊社ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
今回は、月に一度のスタッフブログです。
担当するのは、営業部所属の松坂。
新型コロナの影響もあり、現在は出張を自粛している弊社ですが、感染が拡大する以前はスタッフが全国のあちこちを飛び回る日々を送っていました。
今回は、その時の体験談のひとつをご紹介します。
ぜひ最後までお付き合いください。
目次
出張で人生初めての高知県へと上陸
こんにちは。
営業部の松坂です。
昨年の9月の話になりますが、出張で高知県へ行ってまいりました。
現在は、コロナウイルスの感染防止策としてZoomミーティングを活用した「オンライン面談」を行なっているのですが、昨年はたくさんのお客様にお会いするため、全国各地へと訪問していました。
およそ1時間30分ほどのフライトを終えて降り立った高知県は、東京と同じような蒸し暑さこそ感じるものの不思議と不快感はありません。お客様がいらっしゃる中心地の高知市内へ到着しても、東京よりもビルが少ないためか風をしっかりと感じられ、どこか清々しさを覚えるほどでした。
実は、私が高知県を訪れるのは人生で初めて。
お客様との面談はもちろん、ご当地のグルメや街中を散策して、初めての高知県を存分に楽しみたいと思いながらの高知出張の始まりでした。
気骨あふれるお客様との出会い
面談させていただいたお客様は、高知市内で運送業を営まれるT社の経営者様。
生まれも育ちも高知県という生粋の「土佐っ子」。ハキハキとした話し方や後ろを振り返ることなく真っ直ぐに将来を展望されるような漢らしさみなぎる気質が感じられ、まさしく「快男児」という言葉がぴったりの気骨ある方でした。
これまで、銀行の融資やノンバンクのビジネスローンのご利用経験はあったものの、ファクタリングの利用は初めてとのこと。
追加の融資も検討されたようですが、利息の支払いが経営を大きく圧迫する要因となると認識されていたため、今回はファクタリングの利用による資金調達を考えられたそうです。
分かりやすい説明を心がけ、お客様から嬉しいひとこと
ファクタリングの利用が初めてという客様に対して何よりも大切としていることは、やはり仕組みや条件などの分かりやすい説明です。
私はファクタリング基礎的内容から順を追って事細かく説明を続けました。
途中、お客様からの質問を受けながら一通りの説明を終えると、「分かりやすい説明で助かる。あなたが担当者でよかったよ」との嬉しい一言が。初めてのご利用の方にとっては少し複雑な仕組みであるファクタリングですが、しっかりと理解していただけたようで一安心といったところでした。
ファクタリングプランの提示とご契約
ファクタリングを理解されたお客様がご希望されたのは現在発生済みとなっている5社の売掛金300万円の売却。さらに、売掛先との関係性がこじれることのないよう、ファクタリングの利用が通知されない「2社間ファクタリング」のご希望でした。
T社様の事業は比較的安定している上に、各売掛先企業様からの支払いの遅延もほぼなし。「2社間ファクタリング」の利用でも問題ないだろうと判断したのですが、5社のうち2社が1年間で3度支払いを遅延されていることが懸念材料となりました。
そこで、T社様の精算時のリスクも考慮に入れた上で私が提示したファクタリングプランは、5社のうち3社からの売掛債権の買取り。買取金額は230万円です。
お客様は「あなたの提案したプランなら納得できるよ」とおっしゃって快諾。滞りなくご契約へと至りましたが、ご契約が18時であったため翌日のご入金をお約束し面談は終了しました。
面談終了後のお楽しみ
面談終了後はお客様との軽い雑談に花を咲かせるのが恒例。
出張となると、各道府県のご当地グルメを味わうのが私の楽しみのひとつですので、早速お客様におすすめグルメの聞き込みを開始。
高知県へ来たからには絶対に食べておきたい「カツオのたたき」の美味しいお店を訪ねてみたところ、「では、ひろめ市場へ行ってみてはどうでしょう」とのことでした。
聞けば、「ひろめ市場」とは、高知県の郷土料理をはじめ約40店舗ほどの飲食店が軒を連ねるフードコートのような施設で、観光名所のひとつにもなっているとのこと。
「せっかく高知に来たのだからカツオのたたき以外の料理も食べてみて」と促された私は、お客様にご契約の感謝を告げて、そのまま「ひろめ市場」へと向かうことにしました。
いざ高知グルメを求めて
Googleマップをたよりに、市内の大きな商店街をキョロキョロしながら通り抜け、たどり着いた「ひろめ市場」。出迎えてくれた大きな招き猫の看板が、豪快なイメージの高知を表しているようで印象的です。
早速、中に入ってみるとまさしくそこは「食のワンダーランド」。
様々なジャンルの飲食店が所狭しと並ぶほか、衣料品店やお土産屋さんまでもが揃っています。
ひろめ市場では、来客がお好みの飲食店で料理やお酒を購入し、それらを各自でテーブルまで運んで楽しむのがルールとのこと。
施設内を一通り散策した私は、お客さまにオススメしていただいた「やいろ亭」という居酒屋さんで高知名物の「カツオの塩たたき」と「ウツボの唐揚げ」を。さらに、ワインバルの「プティ・ベール」で「土佐あかうしのフィレステーキ」を購入して、テーブルまで運び着席しました。もちろんキンキンに冷えた生ビールも忘れずに。
「旨い!」のひとことに尽きる高知グルメ
料理を口に運んだ感想は、とにかく「旨い!!」の一言に尽きます。
カツオのたたきに粗塩をかけた高知県流の食べ方で味わう「カツオの塩たたき」は、肉厚で脂の乗りもよく、炙りたてのためかほんのりと温かいのが特徴的。薬味はニンニクのスライスにワサビ、それにカットレモンを少し絞るだけといったシンプルさで、タタキのほどよい塩加減を邪魔せずに引き立てる名脇役といった印象でした。
「ウツボの唐揚げ」は、ウツボのグロテスクなビジュアルからは想像もできないほどの淡白な白身でクセはまったくなし。高知県の特産品のひとつである「土佐あかうし」のフィレ肉ステーキは、脂身が少なく肉汁はジューシー。肉の甘みとお店のオリジナルソースの相性も抜群でした。
もっとあちこちのお店の料理を食べてみたいとも思いましたが、お腹は十二分に満たされてしまったため、あえなく断念。
雄大な桂浜で改まった気持ちと得られた力強いパワー
翌日は飛行機の搭乗時刻がお昼過ぎだったこともあり、朝イチから有名な坂本龍馬像の立つ桂浜へ向かうことに。
雄大な太平洋を望む桂浜では、「そういえばしばらく海は眺めてなかったな」などと思いにふけながら、静かな時間が流れていきます。
忙しい毎日を忘れさせてくれるような穏やかな空気と心地よい潮風を感じると同時に、威風ある坂本龍馬の銅像を眺めていると、気持ちが改まり、力強いエネルギーがふつふつと湧き上がってくる感覚を得られました。
新型コロナの早期収束と高知県再訪を願う
前日お会いした気骨あるお客様との出会いや大満足だった高知グルメ。そして壮観だった太平洋と坂本龍馬像。短い時間内での滞在で、体験できた高知県の魅力も極わずかではありましたが、それでもそのすべてが感動的であり、実りある出張となったことは確かです。
現在は新型コロナの影響によって出張はもとより、プライベートでの他県への移動も自粛しているため、昨年以降高知県へは訪れることができていません。「いつかもう一度高知県へ訪れたい」と願いつつ、コロナ問題の早期収束を祈るばかりです。
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