「いつかは自分のキャリアや知識、スキルを活かして会社を経営したい!」。
そんな夢と情熱を抱く女性が年々増加しています。昨今では、女性経営者によるコミュニティが結成されたり、女性の起業を支援する資金のサポート制度も充実しているため、女性による起業は難しくも珍しいものでもなくなりました。
ただ社会的にも女性の起業を応援する風潮ではありますが、自分は果たして経営者に向いているのだろうかと、自身の内面や性格に悩んでしまい、起業への第一歩を踏み出せない女性が多くいるのも事実です。
そこで今回は、あなたが経営者に向いているのかどうかを見極められるよう、経営者に向いている女性の性格や特徴をご紹介します。
コミュニケーション能力が高い
「経営者の主な仕事はコミュニケーション」といわれるほど、経営者にとってコミュニケーション能力の高さは重要になります。
相手が同性であろうと男性であろうと、自ら積極的にコミュニケーションを図る女性経営者は、仕事を獲得できる確率も高まりますし、仕事を進める上でも独りよがりの行動を避けて、クライアントや部下の要求や要望を聞き入れようとするため、周りからの信頼も高まります。
人の話を聞くことが好きだったり、話の組み立てが上手な女性は経営者向きであるといっていいでしょう。
フットワークが軽い
ビジネスチャンスは、ある日突然やってくることがあります。それをやるべきか、やらない方がいいのか、などといつまでも迷ってモタモタしているようでは、あっという間にビジネスチャンスを失ってしまいます。事業を成功させるためには、早い決断力と行動力が必須です。成功をおさめている多くの女性経営者が、考える前に行動できるくらいのフットワークの軽い人です。
度胸が据わっている
事業がいい方向に進んで行くと、誰もが知っているような有名企業や経営者の方との取引のチャンスが出てくるかもしれません。
そんな時に、自分は女性だからと決して尻込みすることなく、積極的に自社をアピールし、相手と対等に向き合えるほどの度胸は大きな武器となります。
数字に強い
数字に弱いと嘆く女性がたくさんいますが、数字に苦手意識をもっていると、いつか大きくつまずく恐れがあります。
ビジネスの計画や結果はすべて数字で表す必要があります。事業を軌道に乗せるためには、目先の売り上げにとらわれるだけでなく、未来の収支予測までを明確にしなければなりません。
メンタルが強い
事業を進める上で、予想外の困難や失敗はつきものです。経営者として成功するためには、それらをマイナスに受け止めるのではなく、成功の元としてプラスに考えられるくらいのメンタルの強さが必要です。どれだけ輝かしいキャリアやスキルがあっても、メンタルが弱い女性は経営者として成功するのは難しいでしょう。
素直で気配りができる
経営者になると、取引先の経営者や社員と接するだけではなく、異業種の経営者が集まるような交流会などに参加する機会も増えるでしょう。
そのような機会に自社の事業には関係ないからといって、相手の話やアドバイスに耳を傾けようとしない経営者の方もたまにみかけますが、どんな話にも興味深く聞き入ることのできる素直さがなければ、経営者としての評価をズルズルと下げてしまいます。
またどんな相手にも平等に気配りができる女性は、相手の印象にも残りやすく、その後のビジネスチャンスにつながる可能性も高まるはずです。
明確な目標がある
なんとなくSNSで見た女性経営者のライフスタイルに憧れたからといった漠然とした動機も、もちろん大切であり、成功のための起爆剤となることもありますが、事業の成功のためにはビジネスにおける明確な目標を立てなければなりません。1年後、5年後、10年後の自分と会社はどんな姿になっているのが理想なのか。またその姿に近づくためには今なにをしなければならないのかを計画立てられる能力をもった女性は、経営者に向いています。
人に応援されやすい
事業を成功させるには、自分ひとりの力だけではどうにもなりません。人に好かれやすい、つまり人から応援される女性は大きな自信をもって経営に臨むことができますし、協力者も数多く集うのでサポートを受けられるチャンスも広がります。
今回は、経営者に向いている女性の性格や特徴を8つご紹介しました。どれかひとつでも当てはまるものがあったでしょうか。
経営者になれば、女性も男性も関係なく、同じ土俵で切磋琢磨していくことになりますし、女性だからといって優遇されることはありません。
強く、優しく、たくましい性格や特徴をもった女性であれば、きっと事業を成功へと導くことができるでしょう。