ファクタリング

こんなファクタリング会社にはご注意

こんなファクタリング会社にはご注意【ファクタリング】

こんなファクタリング会社は嫌だ!悪徳ファクタリング会社の見分け方

ここ最近、便利でスピーディーな事業資金の調達方法として注目されているファクタリングですが、利用者の弱みにつけこむような悪質で傲慢なファクタリング会社が数多く存在するのも事実です。

大切な売掛金を安心して事業資金に回すためにも、悪徳ファクタリング会社を見分けるポイントをしっかりと押さえておく必要があります。

会社概要で住所や電話番号を確認する

ファクタリングの利用を検討する多くの経営者の方々が、まずはインターネットでファクタリング会社を探すかと思います。

サイトには、ファクタリング利用の流れや手数料等が記載されているかと思いますが、その際に必ず確認してほしいのが会社概要です。

住所が曖昧ではないか?電話番号は記載されているか?等、そのファクタリング会社が本当に存在しているのかを把握しなくてはなりません。

たとえ住所が記載されていても、「東京都○○区」のみのような曖昧な表記がされているファクタリング会社は要注意です。

番地やビル名までが記載されているかを確認し、まずはGoogleマップなどで住所の確認を行いましょう。

また、電話番号に関しても、090や080といった携帯電話の番号が記載されている場合、その会社が実際に存在する可能性は低いです。

ファクタリング会社へ電話で問い合せをしたい場合は、必ず0120から始まるフリーダイヤルや固定電話の番号が記載されている会社を選びましょう。

また、メールやFAX、ダイレクトメールなどからファクタリング会社を選択する際にも、同様の確認を行ってください。

電話やメールのみで契約を結ばない

信頼できそうなファクタリング会社に目星をつけたら、電話かメールで連絡をしてみましょう。

ただし、問い合せ程度にとどめなければなりません。

電話やメール連絡のみで一方的に契約締結へと進もうとする業者は、自社やクライアントの企業情報の搾取といった詐欺行為を行っている可能性もあります。

もしも連絡のみで契約が可能と言われても、「スムーズな契約」などとは思わずに、直接会うアポイントを取りましょう。

所在地が遠方で、直接の面談が難しい場合はスカイプやLINEといったビデオ通話の利用を申し出るのも良いでしょう。

具体的な説明を省き法外な手数料を要求される

面談時には「ファクタリングとは何か」、「メリットとデメリット」、「申込みから入金までの流れ」、「利用するファクタリング会社の実績」など、不明点はすべて納得できるように追求しましょう。

ただし、これらの質問事項はメールや電話での問い合せで確認しても構いませんが、明確な回答が得られなかったり説明を省略されるような場合は、担当者を変えてもらうか、利用するファクタリング会社の再検討も視野にいれた方いいかもしれません。

また、ファクタリングを利用する上で最も重要な手数料の確認は必ず行いましょう。

一般的な手数料は「三社間ファクタリング」であれば1%〜5%。「二社間ファクタリング」は10%〜30%程とされています。

その他、クライアントの経営状況や、売掛金の額によっても手数料の変動が生じる可能性がありますが、一般的な手数料は把握しておきましょう。

もしも1%〜30%といった一般的な手数料よりも大きくかけ離れた金額を提示された場合は、その根拠を明確にしてもらった上で、妥当であるかどうかを判断するようにしてください。

当然、その場できっぱりと断りを入れても構いませんが、交渉の余地はありますので、提示された手数料に納得できない場合は粘り強く、毅然とした態度で望むことが大切です。

それでも手数料の設定に納得がいかないのであれば、別のファクタリング会社を探しましょう。

いずれにせよ、手数料はファクタリングを利用する上での決め手といって過言ではないので、充分に注意を払うべきです。

担当者の身なりや、話し口調を観察する

当たり前しれませんが、電話での問い合せ時や面談の際には担当者の服装や話し口調に注目してください。

ファクタリングの面談といえども、自社の未来がかかった大事な交渉の場です。

そのような重要な場に、ジャージやトレーナーといったラフな格好で現れるような担当者は信用できないと言っていいでしょう。

また、ファクタリング業界には残念ながら反社会的な組織が介入している業者が存在しているとの声も挙っています。

担当者が乱暴な話し口調であったり、常識外れの発言をする等の特徴がある場合は、注意しましょう。

代表者の名前を確認する

最後に、ホームページの会社概要に記載された代表者名も忘れずに確認しましょう。

代表者が問い合せへの応対や面談の場に訪れることは少ないので、直接の確認は難しいですが、担当者への確認は可能です。

万が一、ホームページ上の名前と一致しない場合は、あちこちで偽名を利用する悪徳業者の可能性があります。

以上が、悪徳ファクタリング会社かを見分けるための基本的なポイントです。

悪徳ファクタリングの大きな特徴が、“身分を隠している”あるいは、“不当な契約を結ぼうとする”ことだと分かります。

ファクタリングの利用を考えた際には、入念に調査を行って詐欺被害に遭わないよう充分に注意を払ってください。