この度、以前より弊社の念願でもあった仙台営業所を開設させて頂くことになりました。もとより仙台という土地は弊社役員の故郷でもあり、13年前、都内でファクタリングを開始した当初から、弊社役員の地元の知人のご紹介にてファクタリングによる資金調達支援を積極的に行ってきた土地でもあります。元より東北エリアは東京と比べると資金調達の選択肢も少ない事もあり、3.11以降、東北復興を願い柔軟な対応で東北地方の事業者の資金需要に応えて参りました。近年ではコロナ禍の影響もあり、オンライン完結によるファクタリング契約が主流になっておりますが、ご契約者様の中には数千万単位の資金需要者も数多くおり、「金額の大きな資金調達だからこそ、初回は対面して信頼できる相手か確かめてから契約を締結したい」といったお声も沢山頂いておりました。

ファクタリングは、法整備を行う監督官庁がまだ定まっていない為、業界への参入障壁は低く、一部の悪徳業者が存在するのも事実です。そういった一部の悪徳業者が、オンラインという隠れ蓑を利用し、対面しないままオンラインファクタリング契約を締結し、支払期日直前に買取対象外の売掛債権にまで債権譲渡通知を発送され、取引先から仕事を打ち切られてしまったなどといったトラブルは実際に数多く発生しています。

インターネットの普及により、オンラインで完結可能な資金調達サービスが増えた事で便利になった反面、突然理由も分からず次回のファクタリング取引してもらえなくなったり、いきなりファクタリング取引の梯子を外されたりといったトラブルも頻繁に発生している為、キャシュフローを円滑にしたい経営者にとって業者選びは失敗できません。簡単に資金調達が可能なファクタリングだからこそ、優良なファクタリング会社を慎重に選ぶ必要があります。資金調達における中期・長期的なキャッシュフローを円滑化させる為には、まず対面した上でお互いを理解し（ファクタリングで繋いでいくための期間や2社間ファクタリング時に行なう代理受領業務における人柄のアピールなど）、信頼し合える関係を構築していくことがとても重要となります。

上記のようなトラブルなどを未然に防ぐ為にも、対面契約も可能な店舗を東北地方の玄関口でもある仙台市内に設けた上で、仙台を中心とした東北地方事業者の皆さまの資金需要に対し真摯に向き合い、これまで以上に注力して参ります。

昨今の物価高騰や光熱費上昇に対し、微力ながらも仙台を中心とした東北地方の皆さまの資金繰り改善のお役にたてるよう、手軽で簡単な地域に寄り添う資金調達サービスとして弊社のファクタリングサービスを広めていきたいと考えております。