沿革

2000年初頭
準備期間
融資の貸し渋りが社会問題へ
2000 年初頭のITバブルの崩壊
2008 年のリーマンショックにより融資の貸し渋りが社会問題へ
ファクタリング事業スタート
2009 年 4 月
2000 年初頭のITバブルの崩壊
2社間ファクタリング誕生
2009 年 10 月
「2社間ファクタリング」事業発足
業界健全化に向けた
勉強会を開始
2009 年 11 月
顧客サービスの向上を目指しファクタリング業者向けの「月例勉強会」を開始
「月例セミナー会」を開始
2009 年 11 月
買取総額 10 億円
買取実績 10000 社突破
2010年 6 月
東日本大震災からの復興を目的とした買取を強化
2011年 5 月
震災の影響で資金繰りが悪化した業者の経営再建を目的とした買取態勢を確立
買取総額 30 億円
買取実績 30000 社突破
2013 年 3 月
オフィスを神田に移転
2014年 1 月 移転
東京駅から近くお客様の利便性のよい神田へとオフィスを移転
東京商工会議所の会員となる
2016年 4 月
東京商工会議所の一員としてサービスの更なる健全化に向けた取り組みを開始
買取総額 100 億円突破
2018 年 9 月
皆様に支えられて累積の買取総額が100億円になりました
買取実績 45000 社突破
2018 年 8 月
私たちの提供する「ファクタリング」の歴史を遡りますと、銀行による貸し渋り・貸し剝がしが社会問題となった2000年代初頭にまで遡ります。当時ノンバンクに勤めていた私は、貸し剝がしが原因で倒産していく中小零細企業の惨劇を目の当たりにして、自分一人の力ではどうにも出来ない現実の重さに打ちひしがれました。
そんな折、海外では既に一般的な資金調達方法であったファクタリングの存在を知りました。これなら「銀行から融資を受けられない中小零細企業を支援することが出来る」と確信しました。
しかし、当時は 『ファクタリング』 とは3社間契約を示すものであり、売掛先からの債権売却の承諾を得て、初めて契約が成立するものでした。画期的な手法であるが、お客様と売掛先との関係性を崩しかねない資金調達方法であることも弊害となり、契約件数を延ばす足枷になりました。そこで、お客様のニーズに最大限に応える為に、売掛先に知られずに出来ないものか考え、様々な人脈を駆使し日夜勉強を重ねた結果、売掛先に知られずに資金調達が出来る 『2社間ファクタリング』 というサービスを作り上げてまいりました。
当時は、前例が一切なく、試行錯誤と苦労の連続でした。売掛債権の買取り額の適正値、債権譲渡登記の有無、そして契約書、すべてが手探りの状態でした。集客をするのに、ダイレクトメールを発送したら新手の詐欺と間違われて、2時間半にも及ぶお叱りの電話を受けたこともあります。ファクタリングを知らないノンバンク関係者などには、「そんなリスクの高い商売はやっていけるのか?」 と笑われたこともあります。認知されるまでは仕方ないと歯を食いしばり、「周りから嘲笑されようが目の前にいるお客様に喜んでもらえるのなら、胸を張ってサービスを提供し続けよう」 と、心に決め今日に至りました。
その甲斐あって、弊社は今期で10期目の決算を迎えることとなりました。創業時は文京区で細々とやってきましたが、お客様も地方からご来社いただくことも増えてきたので、全国からでもご来社し易いように、東京駅と上野駅の間の 『神田駅』 に会社を移転し、利便性を向上させました。